色々な入力パターンを知ろう
それでは色々な入力のパターンを試してみましょう。
これは冒頭でも触れましたがRange以外にもセルの場所を示すものがあるという事を知って頂きたいという事ですね。
- Range…これは前回までやってきたので大丈夫ですね。
- Cells…行(縦軸)、列(横軸)をそれぞれ番号で指定するもの
- Selection…選んでいるものですね。セル以外にも図なども選択されている場合には該当します。
- ActiveCell…今アクティブ(選択されている)セルの事です。
という事で実際にやってみましょう。
Range(“A1”).Value = 1 は前回までやっていたものですね。
Cells(2,2).Value = 2 これは2行目・2列目なのでB2のセルを指していますね。
Selection.Value = 3 これは今選んでいるのはセルなので選んでいるセルの値が変わります。
ActiveCell.Value = 4 これも今選んでいるセルなので値が変わります。ここでお気付きかと思いますが、SelectionとActiveCellの場所が一緒なのでSelection.Valueを上書きしていますね。
この様にセルに対して行うのならSelectionでもActiveCellでも構わないのですが、単一のセルに対して処理を行うのなら「セルに対しての命令ですよ」という事でActiveCellを使う方がより明確でわかりやすくなるでしょう。
このあたりで複数の命令を書き始めましたので次回は『インデント』についてお話をしていきたいと思います。