変数

変数

変数とは「あるものを扱う時に入れる入れ物」の事です。

と言ってもちょっと意味が分からないですよね!?

要は自分で決めた「任意の文字」「任意の値」を入れる事が出来るというものです。

取り敢えず入れてみましょう。

今回は「a」という文字列に数字の「1」を入れてみましょう。

…覚えているでしょうか?

最初の方の設定で「変数の宣言を強制する」設定をした事を…

この設定により「変数」はかならず「宣言」が必要になっています。

変数の宣言方法は

Dim 変数名 As 変数の型

となっております。

変数名は自分で決められるとして「変数の型」は初めて聞くものですね。

ちょっと難しく感じるかも知れませんが何の事はないものです。

この変数は何に使うものですよ!ってことです。

例えば、この変数は数字しか使いません。とか文字列しか使いません。とか日付しか使いません。とかっていうものですね。

こんな事して何か意味があるのか!?と思いますよね?

それはですね。

用途を明確にして使用する事により、処理速度の向上や可読性の向上を図る事が出来るわけです。

ここである程度の型を学んでおきましょう。

  • 小さい数字 … 0~255までの整数 → Byte(バイト)
  • 中位の数字 … -32,768~32,767の整数 → Integer(インテジャー)
  • 大きい数字 … -2,147,483,648~2,147,483,647の整数 → Long(ロング)
  • それなりの小数 … これはややこしいので今は割愛 → Single(シングル)
  • 桁数の多い小数 … 同上 → Double(ダブル)
  • 真偽値 … TrueかFalse → Boolean(ブーリアン)
  • 日付 … 日付格納に使用 → Date(デイト)
  • 文字列 … 「あ」とか「い」とか → String(ストリング)
  • 全ての型 … なんでも入ります → Variant(バリアント)

他にも変数の型はありますが、大体はこれで何とかなると思います。

と、ここで勘の良い方は気付いたでしょうが「Variant」これは何でも入ります。

じゃあ全部Variantでいいんじゃないか?と思いましたよね?

ところが、Variantってのは厄介でなんにでもなる代わりに思いもよらない型に変換されてしまってエラーになってしまう場合があるんです。

という事でVariantを使う所は入る値がすべての型の可能性がある場合だけに絞った方が良いでしょう。

では、いよいよ次回はRangeの中身をString型の変数に入れつつ実際に出力する所までやってみましょう!

その他の型についてはそのあと学んでいきましょう!



<<数値と文字列  変数を使ってRangeを指定してみよう>>

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