まずはこの辺りになると手法について賛否出てくると思いますが、僕の知識で考えた時に、この位がお手軽なのではないかという手法を用いて行きますのでそのあたりご了承の上お読み下さいませ。
設計を考えよう
では、まずはそれとなく設計を考えてきましょう。
- 作るのは日々の売上管理表
- 項目は日付・売上・仕入・人件費・粗利
- 人件費はその人によって時給が違う想定でそれも計算する
- 月計表があって日毎シートを月次更新する度に自動で反映
- 翌月更新はベースとなるシートを作りそのシートをコピーして作る
こんな所でしょうか。
ベースを作成
ではまずは日毎シートのベースとなるシートを作っていきましょう。
では解説していきましょう。
B2~C3までの年と月はVBAで翌月更新した時に自動で入る様にしようかという事で空けてあります。
E列の日付欄はE3のセルのみ【=IFERROR(DATE(C2,C3,1),”–“)】という数式を入れてあります。E4には【=IFERROR(IF(MONTH(E3)=MONTH(E3+1),E3+1,””),”–“)】という数式を入れそれ以下にオートフィルで数式を適用しています。
日付欄の書式設定は
上図の様にユーザー定義の【d”日”(aaa)】とし日付・曜日が表示されるようにしてます。
表の合計欄は【=SUM(F3:F33)】の様に普通の合計関数を、平均欄には【=IFERROR(AVERAGE(F3:F33),””)】の様に数式を入れてあります。
右側の入力エリア上段は実際に表に反映される部分、下段は人件費の計算用に使用する用です。
入力エリア上段の人件費と粗利は計算して出します。
人件費は【=Q15】、粗利は【=M4-M5-M6】と入力しています。
入力エリア下段の従業員の人件費計算については時給はそうしょっちゅう変動があるものではないと思いますので基本的に入力しっぱなしでクリアせずともよいかと考えています。
出勤・退勤・休憩の入力欄には書式設定を
上図の様に【[h]:mm】としています。
上記の時給・出勤・退勤・休憩から計算した人件費は【=IF(L10=””,””,M10*(O10-N10-P10)*24)】の様な計算式を入れて小数点は切り捨てにするので書式設定を会計・小数点以下の桁数を0にしています。
人件費の合計は普通に【=SUM(Q10:Q14)】という数式を入れております。
と、まぁそんな感じで日毎シートのベースは出来ましたので次回から実際にプログラムを組んでいこうかと思います。