オブジェクト・プロパティ・メソッド

ここまで順番に追って頂いた方は最早避けて通ることは出来ない所まで来ております。

オブジェクト・プロパティ・メソッドについて簡単にお勉強していきましょう。

まずはそれぞれが何なのかをぼんやりと覚えてから進んでいきましょう

  • オブジェクト…情報の集合体
  • プロパティ…情報の状態
  • メソッド…手法。アクション

こんな所でしょうか。それではそれぞれの説明とどういったものがそれにあたるのかを学んでいきましょう。

オブジェクト

WorkBook・WorkSheet・Range・Cells・図形などをオブジェクトと言います。一体これらの何が情報の集合体なのかをRangeを例に考えてみましょう。

Rangeには「Row」「Column」「Value」「背景色」「文字色」など色々な情報がありますよね?こういった色々な情報を持つものの事をプログラム界ではオブジェクトと言っています。

プロパティ

先程オブジェクトでお話した色々な情報の中の状態を指すものをプロパティといいます。

例えば「Row」「Column」「Value」「背景色」「文字色」これらは全てプロパティとなります。つまりプロパティの集まりがオブジェクトであり、オブジェクトの状態がプロパティであるとも言えます。

メソッド

これはオブジェクトが行う事が出来るアクションの事です。例えばどういったものがあるのかというと、Copy(コピー)やDelete(消去)など実際に何か動作をさせるものの命令文の事を指します。

簡単に言うとこんな所でしょうか?

  • オブジェクト…情報の集合体
  • プロパティ…情報の状態
  • メソッド…手法。アクション

このざっくりとしたものでいいので実際に今扱っているものが何なのかは意識しておくと急なエラー画面でも何が原因でエラーになったのかが想像つくのではないかと思います。

では次回からはオブジェクト「WorkSheet」を変数に入れて扱ってみましょう。



<<メッセージボックスとボタンの設置  オブジェクトを変数にセット>>

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