ローカルウィンドウとは
ローカルウィンドウとは前回までお勉強した「変数」などの「型」や「中身」を調べる事が出来るものです。
VBE上で見ると(僕と同じ配置にしてくれた方はですが)ここですね。
親切に「ローカル」と書いてありますよね?
それではこの中にどのようにして変数や値などが入ってくるのかを見てみましょう。
プロシージャの中を選択した状態で「F8」ボタンを押してみて下さい。
色は違うかもしれませんがこんな感じになりましたか?
これが「ステップ実行」というやつです。
「F5」ボタンを押したときは処理終了まで一気に駆け抜けていましたが、「ステップ実行」はその名の通り一行ずつ処理が進んでくれます。
「F8」ボタンを押す度に処理が一つ進むという事ですね。
そして、この時点でローカルウィンドウに何か表示されていますね。
ちょっと見辛いのでローカルウィンドウの幅を広げてみます。
一番上の+マークみたいなものの隣にあるModule2とは今作業をしているModuleの事ですね。
+マークを押すと中身が展開されていきます。しかし、これはあまり使いません。
よく使うのはその下の「a」と書かれた部分ですね。
そうです!この「a」が僕が宣言した「変数a」の事なんです。
式…a / 値…”” / 型…String
となってますね?
今はまだプログラムを実行した一番最初の行なのでただ単純に始まったにすぎません。
(ステップ実行では変数宣言は通りませんのでこの時点で変数は宣言されたものとみなされます。)
これはつまり、変数aはString型の変数でこの段階ではまだ何も入っていません(文字列なので空を””で表現しています。)
では次に進んでみましょう。
a = “a”を抜けた所でローカルウィンドウに表示されている変数aの値に”a”が入りましたね。
これがローカルウィンドウというものです。
変数が多くなれば多くなるほどローカルウィンドウの有難さを実感できると思います。
では、次回はイミディエイトウィンドウについてお勉強していきましょう。