TrueとFalse
これはそのままなのですが、Ifなどの真偽値を扱う際には必ず必要になってくるので覚えておきましょう。
- True(トゥルー)…条件にヒットした時の事ですね。「真」と言われたりもします。
- False(フォールス)…条件にヒットしなかった時の事ですね。「偽」と言われたりもします。
と普通に説明をすると至って簡単、真と偽があるから「真偽値」と呼ばれているわけですがこれが実は奥が深いんです。
とは言えExcelVBAの真偽値(プログラム言語では真偽を見る事は日常です)はかなりゆるくなってます。
具体的な例はExcelVBAの基本をもっと押さえてからにしたいと思いますのでひとまず今回覚えるのは
- 条件にヒットしたら「True」
- 条件にヒットしなかったら「False」
という事だけです。
と、ここでExcelそのものにTrueとかFalseとか打ち込んだ事がある。もしくはIf文でTrueかFalseを返すように数式を組んだ事がある方ならわかると思いますがExcelのセルに打ち込まれたTrueとかFalseって全部小文字で書いてもセルの書式設定で文字列扱いとかにしなければちゃんと大文字になりますよね?
想像つかない方は下図をご覧下さい。
つまり、ExcelそのものがTrueとFalseを判定するものになっているという事ですね。
この性質とExcelの性質を利用してIf文をこの様に書くこともできます。
意味が分かるでしょうか?
Ifとはそもそも式がTrueかFalseかを見るものでしたよね?
つまり、選択している(Rangeとして指定している箇所が)TrueかFalseであればそれを式として利用する事が出来るわけです。
この場合は「Range(“b4”).Value」これがそもそもTrueなので何かと比較する必要がないわけです。
この性質は後々大事になってくるので必ず覚えておきましょう!
では次回は数値と文字列についてやっていきましょう。